MTGカードの状態を確認する方法:傷の見方と伝え方
カードを傷めずに確認する手順と、TCGplayer・Cardmarketの状態区分の違い、同じ状態のカードとの価格比較を解説します。
Scrytics · 2026年5月13日 · 更新 2026年10月29日
MTGカードの価格を調べる前に、スリーブから慎重に取り出し、明るい場所で表裏を確認しましょう。そのうえで、売買するサイトの状態基準を参照します。Near Mintという販売上の区分は、鑑定会社による特定の点数を保証するものではありません。
カードを変化させずに確認する
清潔で乾いた台の上で、カードの縁を持ちます。表、裏、四隅、四辺を順に見てから、光に対して傾けてください。正面からの写真では見えにくい表面の傷が確認しやすくなります。
縁の白欠け、角の丸まり、擦り傷、光沢の曇り、へこみ、折れ、裂け、水濡れの跡を探します。位置と、正面から見えるか傾けたときだけ見えるかを書き留めましょう。表面を爪でなぞったり、汚れらしき部分をこすって確かめたりしないでください。確認によって新しい傷を付けないことが大切です。
フォイルは反射面も確認し、反りがあれば横から撮影します。撮影のために平らに押し戻さず、反りの様子を説明しましょう。スリーブで傷が隠れても、傷自体がなくなるわけではありません。
売買先の状態区分を使う
サイトによって区分は異なります。
| サイト | 上位から下位への状態区分 |
|---|---|
| TCGplayer | Near Mint (NM)、Lightly Played (LP)、Moderately Played (MP)、Heavily Played (HP)、Damaged |
| Cardmarket | Mint (M)、Near Mint (NM)、Excellent (EX)、Good (GD)、Light Played (LP)、Played (PL)、Poor (PO) |
TCGplayerの状態ガイドとCardmarketの状態ガイドには、例や個別の扱いが載っています。同じLPという略号でも、両サイトで同等とは限りません。 別のサイトの区分をそのまま使わず、定義を確認してください。
傷の多い側も含め、カード全体を見ます。Cardmarketは古いカードにも新しいカードにも同じ基準を適用しています。古いからといって傷のあるカードがNear Mintになるわけではありません。鑑定済みケースの数値評価は別の評価であり、販売区分から自動的には換算できません。
買い手が確認したい傷を説明する
「裏面の下側の両角に小さな白欠け。傾けると薄い擦り傷が見える。折れは見当たらない」のように書くと、「年代の割に美品」より具体的です。これは観察内容の説明であり、状態区分をあらかじめ決めるものではありません。
表裏を鮮明に撮り、傷の拡大写真も用意します。折れ、水濡れ、インクなどによる加工は明記し、売買先での扱いを確認してください。区分に迷う場合は価格を決める前に写真で確認し合いましょう。状態の表示だけで真贋や大会での使用可否が証明されることはありません。
同じ条件の価格と比べる
セット、コレクター番号、言語、仕上げを合わせ、そのうえで同じ状態のカードを比較します。最近の成約例があれば参考にし、出品価格とは区別してください。Near Mintの価格から一定の割合を引くだけで、傷のあるカードの価値が決まるわけではありません。
MTGカードの価値を調べる方法では、印刷版の特定と価格比較を説明しています。状態の違う複数枚を売るときは、記録と一緒に写真も残しておくと役立ちます。
Scryticsで印刷版を確認する
Scryticsではスキャン結果を確認し、コレクションに追加する前に印刷版を選択で該当する版を選びます。実物の状態は自分で確認してください。スキャンで傷は判定されず、表示価格も傷に応じて自動で減額されるものではありません。一覧を比較の出発点として、実物の状態と売買先に合う価格を調べましょう。
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